東北大学病院精神科での研修

2011年、厚生労働省は、地域医療の基本方針となる医療計画に盛り込むべき疾患として指定してきた4大疾患(がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病)に、新たに精神疾患を加え「5大疾患」としました。2013年以降、多くの都道府県での医療計画に反映されることになります。

この背景には、精神疾患の患者の増加があります。驚くべきことに、精神疾患の患者数は約323万人(2008年、厚労省)。4大疾患で最も患者数の多い糖尿病(約237万人)を大きく上回ります。

また、精神科医は、医療現場のみならず、教育、児童福祉、司法、行政、企業、社会科学、神経科学など様々な分野で必要とされています。精神科医の需要は供給に追いついていないのが現状であり、今後もこうした状況は続くものと思われます。

東北大学病院精神科では、初期/後期研修システムを構築し、これから精神科を目指す先生に、新しい時代に対応した良質な研修プログラムを提供することを努力しています。特に、後期研修では、2017年に世界最高水準の教育研究活動の展開を行う指定国立大学法人に指定された東北大学の優れた教育・研究基盤と、長年地域の中核病院として信頼関係を構築し、また、共に東日本大震災後の医療・地域保健の復興を歩む中で培った連携体制を活かし、最先端の知見・技術を体得すると共に切り開く未来志向を有しながら、地域のニーズに対応し様々な領域で社会に貢献することができる精神科医の育成を行うべくプログラムを準備しており、精神科医を目指す医師に充実した研修を提供致します。。

精神科医を志す、熱意と志を持つ先生方を歓迎します。杜の都仙台で一緒に力を磨きましょう。


(2018.12.25改訂)