精神科入局1年目の者です。生まれは仙台で、大学から初期研修にかけてを山形で過ごし、この度再び故郷に戻ってきました。山形での生活も大変思い出深いものがありますが、いかに仙台が住みよい場所であるかを実感しているところでもあります。

さて、この日記を読んでくださっているあなたは、精神科にわずかでも興味を持ってくださっていることと思います。ちなみに私は、初期研修修了3か月前にローテートで回るまで、精神科を志すことは全く考えたことがありませんでした。研修前から、いわば心理の真逆、物理的アプローチを行う整形外科以外、考えていなかったのです。私は今、精神科を選んで良かったと心から思っています。どうか、あらゆる可能性を視野に入れながら研修していただきたいと思います。

ある意味、精神科ほど患者さん(のみならずその家族・関係者)と深く関わる科はないのではないでしょうか。初診では、生活の様子から社会的背景、生い立ちに至るまで詳細に踏み込んでいきます。そして患者さん一人ひとりから、実に様々な切実な訴えを聞くことになります。研修で精神科の入院患者さんを初めて受け持った時、人にとって心の問題というのは生きる上での根源に関わっており、物理化学的問題に勝るとも劣らない尊いものであると感じました。大きなやり甲斐を感じ、それまで精神科に対して抱いていた様々な偏見が覆った気がしました。

少しでも興味を持たれた方は、まずはぜひ一度、見学に来ていただければと思います。当医局が、気持ちよく仕事ができる環境であることを感じていただけると思います。本当に皆優しい先生方で、尊重しあう関係の中、親切にご指導いただいています。多くの先生に囲まれ、日々様々な勉強をさせていただいています。精神科は非常に範囲が広く、きっと誰でも興味のある分野が見つかることと思います。一人でも多くの人と学び合えることを楽しみにしています。(担当T)


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