精神科入局1年目〜です。私は東京の中高一貫の某進学校から某有名予備校(1年間)を経て東北大学医学部へ入学しました。入学後3年生から4年生にかけて他の学生より1年間長く時間をもらい(留年という)、7年間かけて大学を卒業しました。
学生時代から緩和ケアをやりたいと考え、大学4年生から麻酔科教室に出入りしていました。(東北大で緩和ケアは麻酔科所属なのです)その後麻酔科Drの勧めもあり仙台市内の総合病院(麻酔科あり、精神科なし)で2年間初期研修を行いました。
ただ、もともと手先があまり器用でなかった面もあり、麻酔科はあまり向いている感じがしませんでした。
私が精神科を選んだ大きなきっかけは主に3つあります。
1つ目は初期研修した病院で緩和ケアチームに参加したことです。緩和ケアに興味があったため自分も希望して緩和ケアチームに参加していました。その際、1か月に1回東北厚生年金病院から精神科Drが来て診察を行っていました。その時に精神科の診察や患者の捉え方を学び興味を持ちました。
2つ目は初期研修として必修で1か月のみ宮城県立精神医療センターを回った際、患者さんに多く接するうちに人の心についての興味がわいたことです。
3つめはこれも県立精神医療センターでのことですが、宮城県立がんセンターに精神科リエゾンで診察に行っていたことです。特に3つめは大変自分にとって意味があり、こういった形で緩和ケアに関われるのだということを最初に実感しました。
残念ながら初期研修した病院ではプログラムの関係から精神科は1か月しか回れないこととなっていたので、たった1か月しか精神科を学んでいない状態で精神科を選んでよいものか葛藤がありました。また、世間的には医師となったからには身体の疾患を救うのが第一だという風潮も気になりました(テレビドラマで精神科が主人公の話ってあまり聞かないですよね)。それでも、自分は緩和に進む人間だと考え、どうあるべきか考えたとき、痛みをとることももちろん大事ですが、Spiritual painに対応できる医師でありたいと思いました。Spiritual painに最も対応できるのは精神科医ではないかと今も考えています。
初期研修のときに精神科を選ぶと周りに発信したとき、周囲のDrやスタッフが温かく接してくれたかと考えると、正直あまりいい反応ではありませんでした。それでも今選んでみて改めて勇気を出してこの科を選んでよかったと思っています。

では精神科を選ぶとしてなぜ大学病院を選んだのでしょうか。私は選ぶ前、東北大学の医局の説明会に来ていました。その時に某精神科Drより「精神科をするなら最初は一通りのことをできるようになった方がいい。そのためにはいろいろと経験できる大学病院で始めた方がいい。」と勧められました。その際、「大学病院であれば、どこでもいいんだけど〜」付け加えて話してもらったことから、決して勧誘のためだけの言葉ではないのだなと感じた記憶があります。私は初期研修でお世話になった宮城県立精神医療センターにお世話になることを考えていました。しかし、そこは宮城の精神科救急を一手に引き受ける施設。何もできない状態で行っても足を引っ張るだけ、何かできるようになってから力になりたいと考えてまず大学病院で勉強することとしました。

浪人・留年などしたとき、自分がいかにダメな人間だろうと自己嫌悪に陥った時もありました。その時、心理学に関連した文庫や哲学の本を読み、気持ちを落ち着けていました。その時読んだことが今の仕事に生きていると実感しています。精神科医は自分が超えた壁の分だけ成長できる、患者さんの力になれると今感じて仕事をしています。

仙台での生活。
大学も東北大学だったので、ある程度長めに書いた方がいいのでしょうか。飲みは国分町、買い物は駅前か一番町(国分町の隣)に行けば大体そろう。学生時代は車を使わず、自転車で生活していました。駅前とか一番町とかの近くに駐輪場があるので、自転車での生活をするなら苦にならない土地だと思います。カフェもたくさんあります。
仕事は月曜〜木曜は大学、木曜夜〜金曜昼は山形県内の某病院、その他月に1回土日のどこかで大学の日当直、平日の夜のどこかに1回、大学での当直が基本です。大学の仕事は通常土日にはないので勉強する時間(でなくてもいいですが)はたっぷりとれます。
野球に興味があるなら、楽天の試合などどうでしょう。試合も半分を終わったあたりに行くと安く観戦できるようになったりするらしい。駅から自転車で10分もかからないと思うので、興味ある人はぜひ。自分は音楽系に興味があるので、仙台サンプラザなどでライブを聞く方が興味あります。中規模くらいまでのバンドなら駅前でok。自分も大学卒業試験の前日にシド(ビジュアル系バンド)のライブに行っていたりする。(何やっているんだか)
おいしいものもたくさんあるので、興味があったらぜひ見学に来てください。一緒に食べに行きましょう。(担当 S)


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